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黒い十人の感想

ドラマとか映画とか

ホットロード

ネタバレなし。



あらすじ

母親からの愛情を得るため非行を繰り返す少女、和希。
そんな彼女が湘南の街で出会ったのは、ナイツという暴走族に所属する春山という男だった。
最初は反目し合う二人だったが、次第に心を通わせるようになる。
だが春山は敵対するチームとの抗争に巻き込まれることになり――。

感想
なんで2017年1発目に見た映画がホットロードなのか……と自分でも思うのですが観てしまったものはもう仕方がない……。
あんまり期待せず観たからなのかどうなのかは分かりませんが、結構好きでした。
海辺の街特有のちょっとした陰鬱さときらめきがとても綺麗でかなり見入ってしまいました。

原作を読んだことがないのでストーリーがどのくらい変わってるのかとか、流れとか分からないのですが、中盤までは短いエピソードが繋がれている感じでそれが映像の綺麗さをより引き出してたかな~とか思いました。

中盤くらいまではセリフも非常に少なくて、ほんと景色とかを見るのを楽しめましたね。
なんだろう……イメージビデオ的なよさがあると思います。
後半は和希と母親のエピソードや、春山が巻き込まれる抗争の話が出てくるので映画っぽくなってきますが。

なんか……なんだろう……すごく好き嫌い分かれる映画だと思うので絶対に人にはお勧めしないのですが、でもなんか異様に気に入った1本でした。
エンディグが尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」なんですがそれもまた世界観にマッチしていてすごくよかったですね……。

あと時代設定、昭和なんでしょうけど絶妙にボカしていてそこも好きでした。
ファッションとかも当時のものに寄せすぎず、結構現代の要素をミックスしていて主人公の和希が着ていたステンカラーコート(だと思う)なんかもかなり素敵でした。
男性陣は基本ドカジャンだったかな。バイクに乗るから?

原作がもうずいぶんと昔のものですし、そういう意味でもストーリーはちょっと今に馴染まない上にやっぱり大人の目線で観てしまうので「いやいや、それはただのワガママですよ」なんて言いたくなるシーンも多いのですが、そこ差し引いてもなんか……よかったと思います。

できれば主人公たちと同世代の年齢で観てから、大人になってからもう一回見返して「あ~昔と全然違うこと考えながら観てるな~」と思いたくなるような映画でした。

いや、いいですよホットロード……。
何がいいって能年玲奈と登坂弘臣のビジュアルのなじみ方がね……いい。
二人とも割と濃いめのハッキリした顔なので。
これどっちかが顔薄かったりしてバランス悪かったら、映画全然楽しめなかったと思います。

せっかくなので原作読んで、ストーリーの比較なんかしてみたいなと思いました。
ビジュアル重視で映画見られる人は是非……と無責任に勧めるのはやはり気が咎めるのでオススメはしませんが、まあ予告編とか観てみてください。

いやでもね……いいですよこの映画……。
評価するなら星4くらいあります(あくまで個人の見解です)
現在Huluで配信中です。