黒い十人の感想

たまに感想を書く

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班

ネタバレなし。

あらすじ
国家を揺るがす極めて高度な政治的案件を専門に取り扱う公安機動捜査隊特捜班。
警察庁警備局長直轄の秘密部隊として彼らは人知れず政治的事件やテロの捜査に当たっていた。


感想
最終回の金子ノブアキがめちゃくちゃシブかった。
全体をまとめるとマジでこの感想になっていしまう……。

クライシス、アクションがすごいよかったですね。狭いところでの近接戦闘とか。
1話の新幹線のシーンとか爆発してないのにインパクト大きくてつかみバッチリだったし。
日本のドラマはあんまり銃抜いたり撃ったりできないところが逆にいいと思います。
それと警棒な。日本のドラマだとちょいちょい見られる。海外ドラマでもあるっちゃあるのですが少ないと思う。
クライシスは警棒で戦うシーンも多くてそこがかなり好きでした。

ストーリー、本筋については警察モノに関してあまり知見がないので言及しにくいのですが「映像では描かれない物語」がたくさん乗せられてたのがよかったと思います。
多分設定はあるんだろうけれどあえて表には出さない部分とか、そういうのが普通のドラマより多いように感じられたかな。
分かりやすい話も好きですが、あえて語らないみたいな硬派さもいいと思います。
特にこのドラマには合ってたんじゃないかな。

あんま関係ないんですけどこの人の脚本、時々キャラクターのセリフが古いって言うか一般小説的になるなあと思いました。
例えば最終話結城(金子ノブアキ)が言った「いとしい人」って言葉のチョイスとか。
まあこのあたりは作家の色って感じなのであんまり気にするほどでもないか……。
SPの時もそうだった気がするし。

このキャスティングなので当然映画に続くんでしょうね。
最終話のラストも伏線ばらまいてたし。

最近は国内ドラマばかり見ているのですが今期は「櫻子さんの下には死体が埋まっている」が一番好きです。
あと別枠で「あなたのことはそれほど」。昼ドラ実況層を魅了しているのがよく分かる。

国内ドラマも最終話まで見たものについては軽く感想書いていきたいです。
それにしても前回のホットロードの記事、何かに取り憑かれているとしか思えない……。