黒い十人の感想

ドラマとか映画とか

ホームランド(シーズン1)

ネタバレなし。



あらすじ

CIAにつとめるキャリーはイラクで「アメリカ人捕虜がアルカイダに寝返った」という情報を入手する。
しかし作戦上の命令無視を理由に保護観察下に置かれた彼女は本国へと送還されてしまう。
それからしばらく、8年間行方不明だったアメリカ海兵隊軍曹であるブロディがテロ組織のアジトから救出されたという報告が入る。
長い苦難を耐え忍んだ彼はアメリカの英雄として本国に迎え入れられるこことなるが、キャリーはブロディこそが敵対組織からのスパイだと確信していて――。

感想
名前はよく聞くけど見たことないドラマだなと思って視聴を始めたのですが、想像以上に面白かったです!

一応主人公はCIAの作戦指揮官であるキャリーなんですけど、実質海兵隊軍曹のブロディとのダブル主人公になっている感じ。
環境や信念や性別の差異なんかで全然違うように見えるけれど、根底が結構似ている二人が駆け引きをするのは、同等の力を持つ物同士がリングで思いっきりやりあっている感じが出ていてめっちゃおもしれ~となります。

この手のドラマの女性主人公ってめちゃくちゃ有能だけどやや人格破綻気味なのが結構お約束ですが、キャリーはその中でもかなり強烈な部類に入りそう。
個人的に一番ヤバくて好きな洋ドラの女キャラはクローザーのチーフなんですけど。

チーフと同じくキャリーも作中できちんと実力を示しているので、無理を通すために倫理的にアウトなことしててもあんまり不快感がない。
たまにいるじゃないですか。「こいつ口だけでなんにもできてねえ割に文句だけは一人前だな……」みたいなのが。
そういうのがないのでキャラクターとして素直に応援しやすい。

あと彼女の賢さと愚かさが表裏一体みたいな脆さもよかったです。
特に中盤あたりでのブロディとのあれこれで起きる問題の時とかね……あとはしゃいでドレス着るのと失望でワインをゴミ箱にシュートする箇所とか……。

実質もう一人の主人公であるブロディの方もキャリーと同じくいいですね~。
ちょっとサイコパスなところがあって、時折見せる感情の揺らぎが本音なのか計算なのか分からない感じ。
これは役者さんがめちゃくちゃ上手かったですね。
ブロディはセリフなしで表情や動作のみのシーンなんかも多かったのですが「何を考えてるか分からない奴」の演技をあそこまで見事にこなすのはマジ単純にすげ~と思いました。

トーリー自体は結構謎が謎を呼ぶ展開でテンポもいいんですけど、いかんせん話自体が重めなのでわんこそばとは行かなかったかな。
シーズン1は全部見るのに一週間くらいかかりました。
そして今シーズン2の半分で止まっている……。
でもかなり面白いので時間がある時に見るドラマとしてはいいんじゃないかな。

民放でも春ドラマが始まったのでそっちもまた感想アップして行きたいです。
とはいえまだクライシスの1話しか見られてないのですが。

ホームランドは現在Hulu、Netflixどちらでも配信中のようです。
たしかどっちもシーズン3までだったかな……。
先日Huluを退会したので、次回から配信状況についてはNetflixのみの記載になります。