黒い十人の感想

ドラマとか映画とか

ファーゴ/Fargo(シーズン1)

ドラマの感想とかを書き留めておきたいなと思いブログを開設しました。
いつまで続くか謎ですが……。
とりあえず直近で全話見たドラマの話でも。
ネタバレなしです。


ドラマ版「ファーゴ」 シーズン1 全10話

あらすじ
ミネソタ州、ベネジーに暮らすレスター・ナイガードはうだつの上がらない保険営業マン。
朝から妻に出世はまだかと責められ、肩を落としたまま仕事に向かう。
口下手なため営業も上手くいかず客に逃げられ、その上高校時代自分をいじめていた男に絡まれてしまう。
慌てて逃げようとするが、うっかり転んで鼻を折ってしまうレスター。
治療のため訪ねた病院でローン・マルヴォと言う名の不可思議な男と出会い「いじめっ子を殺したくはないか?」と質問される。
男の纏う異様な雰囲気に気圧され、イエスともノーとも答えられないレスター。
結局明確な答えを返さずその場を去るが、その日の晩いじめっ子が何者かにより殺害されたと知らせが入り――。

感想
とりあえずざっくり感想を言うと面白かったです。
一応ジャンルはサスペンスに分類されるのかな。
衝撃的な絵も結構ありますが(グロテスクなわけではない)、その割に話自体はものすごーく淡々と進む。
それが寒い地方の閉鎖的な田舎町の雰囲気とすごくマッチしていて、静かな怖さがあったのがよかったな。
演出も結構面白いというか、派手なアクションはないのに画面をじっと見ていても飽きないです。
とはいえ全編にわたって非常にテンションがローなので合わない人はダメかもなぁ……。

しかし主人公を演じていたマーティンの情けない感じ、非常にハマってますね。
彼の出演している作品を何本か見ましたが、軒並み今作のように巻き込まれ主人公役でした。
とはいえ今作を含め、どれも情けないだけのキャラじゃ終わりませんが。

でも一番印象に残ったのはビリー・ボブ・ソーントン演じるローンかな。
ひょろっとした外見で、落ち着いた雰囲気で喋るのですが……あの威圧感はなんなんでしょう。
常人には理解できないルールで動く悪人というキャラクターはともすれば薄っぺらいというか、ご都合主義的キャラになると思うのですが、そういったこともなく……むしろ回を増すごとに「バックボーンが語られないのにキャラが濃くなって行く」という感じでした。

しかし本作、ローンをはじめみんなたとえ話が大好きで……たぶんストーリーと密接につながっているのでしょうがぼんやり見てると「えっ? 何の話??」となることが結構多かったです。
ただ、あらゆる話を100%理解しないとストーリーが分からなくなるというわけでもないので、あんまり気にせずサクサク鑑賞しました。
たぶんだけど3割くらいしか理解してない……。
逆に言えば3割しか分かってなくても楽しめるドラマなので、興味を持たれた方は是非。

現在、HuluでもNetflixでもS2まで配信しているようです。